「キッズデザイン連続セミナー」のご案内
2010.01.08 CHIAKI MURATA

キッズデザイン協議会の主催する「キッズデザイン連続セミナー」にて、ムラタ・チアキが講師務めます。

尚、ムラタは第4回を担当しております。



◆キッズデザイン連続セミナーのご案内

①第2回 『デザインは公共のために』

◎日時:2010年1月25日(月)15:00~17:00

◎場所:東京国際交流館 プラザ平成会議室1(ゆりかもめ「船の科学館駅」)

◎講師:水戸岡 鋭治氏(ドーンデザイン研究所主宰)

◎内容:デザイナーのこだわりは個々のスタイルにあるのではない。どのようなトレンドや趣味のものであれ、その「質」を見極めるのがデザイナーの目であり、質を上げることが仕事である。そして公共デザインの役目は、野放図ともいえる私的テイストで溢れかえる公共空間に対して、ここまでのレベルと配慮は必要というガイドラインを示し、整理整頓することだろう。それを形にすると、限りなく「美しく、上品で、楽しい」ものに近づくはずと私は思っている。



②第3回 タイトル:新世代のインターフェースと子どもたち

◎日時:2010年2月4日(木)15:00~17:00

◎場所:テレコムセンタービル 会議室2(ゆりかもめ「テレコムセンター駅」)

◎講師:山中 俊治(慶應義塾大学教授、リーディング・エッジ・デザイン代表)

◎内容:先日、まだ言葉もわずかしか話せない1歳半の子どもが、iPhoneを使いこなしている様を目の当たりにしました。アップルが切り開いたマルチタッチインタフェースの可能性と、新たなデジタルデバイドを予感させる光景でした。デザイナーであり、エンジニアでもある私は、人工物と人の新たな関係を求めて、様々なプロダクトのプロトタイプやメディアアート、あるいは人とのインタラクションに特化した「働かないロボット」などを制作してきました。今回はそうした実験的な人工物と、子ども達とのインタラクションを映像で紹介し、新世代のインターフェースのあり方について考察してみたいと思います。



③第4回 タイトル:行為のデザイン~製品の向こうにあるユーザーの行動をデザインする~

◎日時:2010年2月24日(水)15:00~17:00

◎場所:東京国際交流館 プラザ平成会議室1(ゆりかもめ「船の科学館駅」)

◎講師:ムラタ・チアキ(ハーズ実験デザイン研究所代表取締役)

◎内容:皆さんは、生活の中でさまざまな工業製品を使っていて「使いにくい」とか、「面倒くさい」と感じたことはないだろうか。使いにくさはつまり、その製品のデザインに「欠陥(バグ)」があることを意味している。 それは、固定された「ある情報」だけでは可視化されない、ユーザーの行動や所作のなかの「違和感」によって明らかになる。生活のシーンを「観察(オブザベーション)」し、バグを発見し、ユーザーの所作そのものをデザインする。私はこれを「行為のデザイン」と呼んでいる。本セミナーでは行為のデザインの事例を紹介しつつ、人とモノの関係の再構築の重要性を考える。子ども目線や子ども視点をものづくりに反映するキッズデザインの開発にもまた、行為のデザインが不可欠であると確信している。



◎参加費:各回ともキッズデザイン協議会会員は無料(非会員は10,500円)です。

◎定員:各回40名(先着順とさせていただきます。定員になり次第、締め切りとさせていただきます。)



◎【お申込】参加ご希望の方は、①希望する回(第2回、第3回、第4回)、②会社・組織名、③所属、④氏名、⑤連絡先(電話)、⑥連絡先(メールアドレス)を記載して、sanka@kidsdesign.jpまでご連絡ください。



◎締め切り:1月22日(金)まで



<詳細お問合せ>

内閣府認証NPO キッズデザイン協議会(KDA)事務局

青山 勝博

〒135-0064 東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館研究棟 305

tel:03-3570-9535

fax:03-3570-9536

e-mail:k.aoyama@kidsdesign.jp

URL:www.kidsdesign.jp